アツくなる、ということ。
不惑を過ぎたこの歳になっても、外野で応援すると「アツく」なります。
ただ、嫁に言わせると昔から変わらぬ狂犬の熱暴走みたいなものらしくてそらまぁハタから見た目は宜しくないようです。
…今更何ですが、まぁ実際お会いした方や不幸にも私を見かけてしまった紳士淑女の皆様方には「申し訳っ!(cv.岡村隆史)」な訳で。
ともあれ、応援に関して「アツく」なる、というのは、自覚のともあれば無い、能動的な行動であって、誰かに言われて「アツく」なるのは喧嘩の初っ端位で普通はそうならないものです。
何が言いたいのかというと、Twitter上で定期的に発生する「アツい応援」を強制したり、そうで無いものは人に非ずとか、そんな感じなものを見るとそりゃドン引きしますよね、オメェ等に言われる筋合いなんざねぇだろうよ、というお話です。
2000年代前半をピークに、応援リードの煽りがとても上手い方がいらっしゃいました。
もう一人、今もたまにお見かけしますが、ちょっと変則的というかマニアックな分野を起点にリードの上手い方もいらっしゃいますね、あぁまどろっこしい。
要は、そういうカリスマ性のある?リードとかそれにノッてイケイケドンドンな応援風景を体験してしまうと、その過去の亡霊と上手く付き合って行かなければならんのですよ。
もう、そのクオリティを満たさないと総てが物足りなくなってしまう。
似たようなものに、
「ショート小坂・ぞね絶対王政論」
「2005年秋・霧の33-4王権神授説」
理屈は全て一緒です。
あの頃は良かった。
この一点に収束する訳です。
ただ、2000年代後半からチームと同様に世代交代というかそれを超えるキャラクターが現れる前に2009年秋の不幸な出来事によって一人が居なくなり、今ももう一人の方と若手が奮闘している状況、なんですかね。
皆さん頑張ってますよね。
先だっての仙台の試合のリードは久々に「応援を楽しめた」リードでした。
ただ、何年かぶりに聖地・ライトスタンドに戻ってきた土曜日のマリンの試合、チャンテとか色々やりはしたのですが、同じ勝ちはしたものの何か楽しみきれないものがありました。
何が違うんだろう。
空気が違う。
勢いが違う。
ビジターの熱気とは違うマリン独特の熱気が無い。
マリンとコボスタや西武ドームにハマスタや神宮の球場内外の喧騒の違いと比較してもそうなんですが、何が足りてて何が足りないのか。
これを書きたくて、あえてはてなに十年ぶりに帰って参りました。
ここまでが序文です。
こんな読みにくうて長い文章、どこまで書いて帰結して写真ブログに戻す気かテメーこのヤロー、という声が聞こえて来そうですが、まあ、たまには真面目な話も読んでやって下さいまし。
…平たく言うと「団長と二階内野自由席の天辺から一試合アツく応援したい」で終わってしまいそうで怖いんですけど。